加齢による骨粗鬆症傾向は、程度の差はあれ万人に起こる生理的変化で、その進行の遅延は、国民各自の生活の質の維持及び国家の医療費の抑制に重要です。 クズは世界の中緯度域で繁茂する荒地でも生育のよい未利用の豆科植物であり多くの可能性を秘めています。本研究では、吉野葛として全国に知られるクズに含まれる有機低分子物質の骨代謝改善機能を明らかにし、食品への利用や省力的な栽培方法の開発、及びマニュアル化などによりクズの多角的な実用化を目指しています。
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